NHK朝ドラ、東京ブギウギをピアニカ(ケンハモ)で両手演奏
2023年10月から、NHKの連続テレビ小説『ブギウギ』が始まりました。この朝ドラは、大正から昭和の激動の時代に、小さな銭湯の看板娘から“ブギの女王”と呼ばれるスター歌手となっていく、笠置シヅ子さんをモデルにしたドラマです。
その笠置シヅ子さんの代表曲でもある、昭和の名曲『東京ブギウギ』!
先日の大人の鍵盤ハーモニカレッスンで、80代の生徒さんからリクエストがありましたので、大人のケンハモ(ピアニカ)で演奏してみました。
右手は主にメロディーを担当。左手は、ベースを担当しています。
大人の鍵盤ハーモニカ両手弾きバージョンの『東京ブギウギ』をお聴きください。
鍵盤ハーモニカのどこか懐かしい音色が、この曲にぴったりですね。
東京ブギウギは、メロディオンではなく、ピアニカで演奏
鍵盤ハーモニカは、色々なメーカーが色々な機種を販売しています。
日本のメーカーでは、ヤマハが販売しているのが『ピアニカ』。
スズキ楽器が販売しているのが『メロディオン』。
『ピアニカ』や『メロディオン』は商品名です。
私は、動画にも映っているスズキ楽器のメロディオン『W-37』で演奏することが多いのですが、今回は、ヤマハのピアニカ『P37D』を使って演奏してみました。
ピアニカで演奏した理由
私の個人的な感想ですが、スズキのメロディオンW-37より、ヤマハのピアニカの方がはっきりとした音色に思います。
また、歯切れが良い(音の切れが良い)と感じるので、今回のような曲には、ピアニカの方が向いていると思っています。
どこか懐かしいようなピアニカの音色も、昭和歌謡にはぴったりです。
ケンハモレッスンにも『東京ブギウギ』を取り入れてみました
鍵盤ハーモニカの利点は、一人でも、数人のアンサンブルでも演奏できるところです。
まだレッスンを始めて間もない初級クラスでは、指の練習として、『東京ブギウギ』をレッスンに取り入れました。指の練習としてできるようになったら、それぞれができるところでパート分けをし、皆さんでアンサブルができるといいなぁ~♪と思います。
3クラスで、既にやってみましたがどのクラスでも喜んで練習に取り組んで頂けました。
やはり、知っている曲、旬な曲をやるのは、レッスンでも盛り上がって楽しいですね。
楽譜が読める中級クラスでは、楽譜から入り、演奏曲として、『東京ブギウギ』を取り入れることができます。
それぞれのレベルに合わせ、それぞれができるところで、音楽を楽しめることは、鍵盤ハーモニカの魅力です!
生徒さんの感想
● いつものように指の練習をしているつもりでしたが、『東京ブギウギ』だったのは、びっくりしました。楽しくて、何度も吹いたので少し疲れましたが、できるようになったことがとても嬉しいです。次のレッスンでもお願いします。(81歳 女性)
● 『ブギウギ』のところは、指がもつれて上手くできませんが、皆さんも夢中になって練習していましたね。昔を思い出して楽しく練習できました。いつも楽しいレッスンをありがとうございます。(84歳 女性)
レッスンでは、曲を演奏することだけでなく、指の練習や息の練習も取り入れています。
教本(初心者のための大人の鍵盤ハーモニカ教本)の中には、ハノンのような指の練習課題も掲載してありますが、知っている曲で練習することは、生徒さんに喜ばれます。
鍵盤ハーモニカ体験レッスン受付中です!
今週は、69歳の女性が体験レッスンにいらっしゃいました。今までに楽器をやった経験もなく、鍵盤ハーモニカは、実際の音を聴いたこともない・・・とおっしゃっていましたので、なぜ、体験に来て下さったのかを伺ってみました。
何か楽器を習ってみたいと思って、出来そうなのは、ウクレレかオカリナかしら?・・と思っていたところに、あさイチで『大人の鍵盤ハーモニカ』を紹介していて。番組を見たあと、調べたらこちらで習えるようなので、来てみました。
『大人の鍵盤ハーモニカ』という習い事があることも、まだ知らない方が多いようです。
楽器の経験がなくても、楽譜が読めなくても楽しめる鍵盤ハーモニカは、大人の方が、趣味として始めるには、ぴったりな楽器です。
ぜひ1度、この楽しさを体験にいらしてください。