「楽譜が読めなくても、鍵盤ハーモニカを始められるのかしら?」
「子どもの頃に、何か楽器を習っておけば良かった……」
そんなふうに思っていませんか?
大丈夫です。楽譜が読めなくても、鍵盤ハーモニカは始められます。
AYAケンハモスクールには、大人になってから初めて楽器を習った方や、最初は楽譜が読めなかった方もいらっしゃいます。
最初から、楽譜の音符を一つずつ読む必要はありません。
まず曲を聴く。歌ってみる。短い部分に分ける。そして、指と息を合わせて音を出す。
楽譜を見るのは、そのあとでも大丈夫です。
この記事では、楽譜が読めない大人の方が、鍵盤ハーモニカで最初の1曲を吹けるようになるまでの進め方を、5つのステップでご紹介します。
楽譜が読めなくても鍵盤ハーモニカは始められます
「楽譜が読めないと、楽器はできない」と思っている方は、とても多いです。
でも、好きな歌を覚える時は、楽譜を読んでから覚えるでしょうか?
テレビやラジオなどで何度も聴いているうちに、自然とメロディーを覚え、口ずさめるようになりますよね。
鍵盤ハーモニカも、同じように始めることができます。
楽譜は、音楽を分かりやすく残しておくための便利なものですが、音楽を始めるための条件ではありません。
鍵盤を目で確認しながら音を出せます
鍵盤ハーモニカには、ピアノと同じように白い鍵盤と黒い鍵盤があります。
ハーモニカやリコーダーとは違い、どこを押せば、どの音が出るのかを目で確かめられます。
まずは「ド」の場所を見つけ、そこから右へ、左へと、少しずつ音を探していけば大丈夫です。
目で見て、指を動かして、耳で音を確かめる。
この分かりやすさは、初めて楽器に触れる大人の方にも嬉しいところです。
鍵盤を押して息を入れると音が出ます
鍵盤ハーモニカは、鍵盤を押して息を入れると音が出ます。
最初の一音を出すことは、それほど難しくありません。
ただし、強く吹けば綺麗な音になるわけではありません。
優しく息を入れると柔らかな音になり、息の使い方によって音色も変わります。
鍵盤ハーモニカは、子どもの教育楽器としてよく知られています。
けれども実は、自分の息で、歌うように演奏できる、大人にとっても奥深い楽器なのです。
楽譜を読む前に行う5つのステップ
音符、リズム、指番号、鍵盤の場所、そして息の使い方。
これらを最初から全部一緒に考えようとすると、難しく感じてしまいます。
ですので、最初は一つずつ、順番に体験していきましょう。
最初に曲を聴く
まずは、これから演奏する曲を聴いてみましょう。
同じメロディーが繰り返されているところや、ゆったりしたところ、軽快なところ、息を吸えそうな場所などを感じてみてください。
「この曲、好き」「ここを吹けたら楽しそう」。最初は、それだけでも十分です。正しく演奏することよりも先に、曲を楽しんでください。
歌や鼻歌でメロディーを覚える
曲を聴いたら、歌や鼻歌でメロディーをまねしてみます。歌詞が分からなければ、「ラララ」でも構いません。
正確な音程で歌おうとせず、曲の流れやリズムを感じてみましょう。
メロディーを歌えるようになると、違う音を出した時に「あれ?」と気づきやすくなります。鍵盤ハーモニカは、声の代わりに楽器で歌うような気持ちで演奏することができます。
曲を短い部分に分ける
1曲を最初から最後まで続けて練習するのではなく、2小節ほどの短い部分に分けます。
たとえば「茶色の小瓶」には、短いフレーズや似たリズムが繰り返し出てきます。まずは「今日はここだけ」と決めて、その部分を吹けるようにします。
そうなのです!! 最初から最後まで、一度にできるようにする必要はありません。短い部分を少しずつつなげていくと、やがて1曲になります。
指の動きを確認してから息を合わせる
次に、音を出す前に指の動きを確認します。最初は、息を入れなくても大丈夫です。
押す鍵盤、使う指、指が動く方向をゆっくり確かめます。同じ部分を演奏する時は、なるべく同じ指使いにすると覚えやすくなります。
指が動くようになったら、そこに息を合わせます。指と息を別々に確認してから合わせると、慌てずに演奏できます。
演奏したあとで楽譜を見る
短い部分を演奏できたら、ここで楽譜を見てみましょう。
自分が今弾いた音が、楽譜ではどのように書かれているのか。同じリズムは、同じ形で書かれているのか。
先に音符を覚えようとせず、「聴く・音を出す・楽譜で確かめる」という順番にすると、楽譜も少しずつ身近になります。
「茶色の小瓶」で最初の1曲に挑戦してみましょう
AYAケンハモスクールでは、鍵盤ハーモニカ初心者の方が挑戦しやすい曲として、「茶色の小瓶」をご紹介しています。
短いフレーズが多く、似たリズムが繰り返されるため、少しずつ練習を進めやすい曲です。
最初から楽譜を開いて、音符を一つずつ読む必要はありません。
最初に演奏を聴く
まずは、曲全体を聴いてみましょう。
明るい曲なのか、どこで同じメロディーが出てくるのかを感じながら、何度か聴いてみてください。
短いフレーズを鼻歌で歌う
演奏する部分を短く区切り、鼻歌でまねします。
口ずさめるようになった部分から、鍵盤の場所を探していきましょう。
指が動いてから音を出す
いきなり速く吹こうとせず、まずはゆっくり指を動かします。
指の順番が分かってから息を入れると、音がつながりやすくなります。
ほかの曲にも挑戦してみたい方は、選曲のポイントをまとめた記事も参考にしてください。
楽譜が読めない方が避けたい3つの練習方法
うまくいかない時は、才能がないのではなく、練習の進め方が合っていないだけかもしれません。
1.最初から最後まで何度も演奏する
曲を通して演奏すると、苦手なところを毎回同じように間違えてしまいます。まずは短い部分だけを取り出し、ゆっくり確認しましょう。
2.毎回違う指で鍵盤を押す
同じ音を毎回違う指で押すと、指の動きを覚えにくくなります。短いフレーズごとに使う指を決め、同じ指使いで繰り返してみてください。
3.いきなり速いテンポで演奏する
速さを優先すると、指や息が追いつかず、力が入りやすくなります。ゆっくり正しく動けるようになってから、少しずつ速くしましょう。
楽譜が読めないからと、音楽を諦めなくても大丈夫です
鍵盤ハーモニカは、子どもの教育楽器として知られています。
ですが、大人が演奏すると、自分の息で音色を変え、歌うように音楽を表現できる楽器です。
一人で好きな曲を楽しむことも、仲間とアンサンブルを楽しむこともできます。
また、音楽を楽しみながら、息を使い、指を動かし、舌や口の周りも使います。無理なく楽しく続けながら、健康増進も目指せることは、大人にとって嬉しいところです。
AYAケンハモスクールでは、40代から90代までの方が鍵盤ハーモニカを楽しまれています。
最初から楽譜が読めた方ばかりではありません。皆さん、それぞれのペースで一音ずつ始めています。
AYAケンハモスクールは、NHK「おはよう日本」で紹介されました。
大人が鍵盤ハーモニカを楽しむ教室の様子をご覧いただけます。NHKの取材についてはこちら
川崎市多摩区で大人の鍵盤ハーモニカを体験できます
AYAケンハモスクールは、川崎市多摩区にある、大人のための鍵盤ハーモニカ教室です。
「楽譜が読めない」「楽器の経験がない」という方にも、曲を聴くところから、分かりやすくお伝えしています。
体験レッスンでは、鍵盤ハーモニカをお貸しできますので、すぐに楽器を購入する必要はありません。
まずは実際に音を出して、「私にもできそう」と感じられるか、確かめてみてください。

