保育園での鍵盤ハーモニカ保育士研修、園内研修

鍵盤ハーモニカ講座、勉強会

保育園での鍵盤ハーモニカ保育士研修、園内研修

都内の保育園さんからご依頼を受け、保育園の先生向けに『鍵盤ハーモニカ研修』を行いました。

今回は、都内に8園の保育事業を展開する、園さんです。

8園の中には、既に、鍵盤ハーモニカを取り入れている園、これから取り入れたいと思っている園等、様々あり、園で統一して、楽しみながらもしっかりと子ども達に指導ができるようにしたい』とのことで、鍵盤ハーモニカ研修のご依頼を頂きました。

園のホームページをみさせて頂き、また、園長先生にもお会いしてお話を伺うことが出来、素敵な理念をお持ちの園さんでしたので、鍵盤ハーモニカの指導をさせて頂け、本当に光栄でした。

鍵盤ハーモニカ研修とは?

鍵盤ハーモニカ指導講師が、直接園に出向いて、先生方に鍵盤ハーモニカの指導をします。

鍵盤ハーモニカの演奏技術だけではなく、子ども達に指導する方法なども学んで頂きます。

鍵盤ハーモニカの園内研修は、姉妹園さんでしたら、何名でも一緒に講習を受けられます。

今回は、お近くの2園さん、合同での講習です。

保育が終了してからのお時間を希望されていましたので、金曜日の夕方、18時15分~20時15分の2時間になりました。

既に、幼児組(4・5歳児)では、鍵盤ハーモニカの活動を取り入れているとのことですが、取り入れ頻度や教え方は先生によってばらつきがあるとのことでしたので、鍵盤ハーモニカの初歩の演奏方法や、子ども達への鍵盤ハーモニカの導入から、しっかりとお伝えしました。

鍵盤ハーモニカ研修のご依頼方法

  1. お問い合わせよりご連絡頂きます。
  2. 研修希望日、場所、人数、楽器の有無、現在の活動状況、ご要望を伺います。
  3. 先生方が使う教本、資料等を、事前に郵送致します。
  4. 園さんには、大き目のホワイトボード、ボール、ピアノ(なくても可能)をご準備頂きます。
  5. ご指定の場所へ、講師が研修に伺います。

保育士鍵盤ハーモニカ研修の内容①

【鍵盤ハーモニカの基礎指導】

これから、鍵盤ハーモニカを取り入れるクラス(先生)が多いとのことで、まずは先生方に、鍵盤ハーモニカの基礎である、吹き方、弾き方から指導させて頂きました。

ピアノを習ったことがある先生もいらっしゃいましたが、息を使う鍵盤ハーモニカは、ピアノとは奏法が違います。

同じ音は、打鍵をせずに、タンギングで音を出すことに、難しさを感じる先生もいらっしゃいましたが、タンギングやロングトーンと言った奏法は、先生方にとって新鮮だったようです。

保育士鍵盤ハーモニカ研修の内容②

【教本を使った、子ども達への指導法】

子ども達に教え込む指導ではなく、鍵盤であそびながら、自然と弾けるように導いていく指導です。

使用する教本は、子ども達に大人気の『トゥートゥーとあそぼう!はじめてのけんばんハーモニカ」

絵本を読むように何度も繰り返して遊んでいくうちに、子ども達は、自然と出来るようになっていきます。

教本は、子ども達が楽しめるように、ほとんどが絵で構成されています。その為、先生の指導の仕方がわかりにくいので、指導書を使って、指導法を学んで頂きます。

指導書には、『活動のねらい』『導入の仕方』『活動の内容、進め方』『指導上の留意点』『準備、環境』等、細かく記載されていますので、研修後に万一やり方を忘れてしまっても、大丈夫です。

こちらの指導書をみて、進めていただくことができます。

子ども達が鍵盤ハーモニカを好きになって、音楽をする喜びを感じ、『出来た!』『楽しい!』そんな気持ちになれる、活動がいっぱいです。

教本、指導書については、こちらをご覧ください。

保育士の先生方の感想

メロディオンが、こんなに表現豊かな楽器だとは知らなかった。息の入れ方で変わる音の表情に驚いた。現在、年長児の担任をしており、どのように導入をして良いのか悩んでいた為、とても良い学びとなった。より音楽が大好きになりました。
ピアノは習っていたが、鍵盤ハーモニカを知ることができ、保育で活かしたい!と思いました。3歳児クラスの担任だが、リズムを教えたり、トゥートゥー語を使って遊んでみたいと思います!
本日は貴重なお時間をありがとうございました。私自身、鍵盤ハーモニカを5歳クラスで行っていましたが、『教えないと』と言う思いが強かったです。今回の研修を通して、いかに楽しくするかは、方法次第だと学ぶことができました。今回の学びを保育園で取り組みたいと思います。素敵な教本、指導方法を教えて下さりありがとうございました。
2時間があっという間でした。また別の機会にでも、更に深く教えて頂きたいと思いました。
小学校の頃に吹いた以来でしたが、とても楽しかったです!私は音楽に自信がありませんが、自分が楽しむ事が大切だと気付きました。子どもが楽しいと思える、多くの工夫を学んだので、明日からの保育がわくわくします。
メロディオンを子どもと一緒に行う時に、『教える』ことばかりが多くなっていましたが、楽しく感じながら出来る事を知り、子ども達とやってみたい!と思いました。鍵盤ハーモニカが楽しい!!!と感じる機会になりました。
大人でもわくわくする先生の声かけが素晴らしく、とても良い学びとなりました。

 

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