ごあいさつ

音楽がある幸せを分かち合える教室を目指して

こんにちは。川崎市多摩区稲田堤の音楽教室、AYAケンハモスクールの日比野綾子です。

私は、子供の頃にヤマハ音楽教室でエレクトーンを習い、幼児教育を専攻した短大時代にピアノ、幼稚園教諭の時、鍵盤ハーモニカに出会いました。楽しいことがあった時も、辛い事があった時もいつも音楽がそばにありました。

音楽(楽器を演奏)をすることは、長い人生においてたくさんの学びがあります。子供の頃、練習ではしっかり演奏出来ていたのに、発表会で散々な演奏になり、涙したことがありました。その時に先生から掛けられた言葉は、「最後までよく頑張ったね。一生懸命やってきたこと、努力した事が大事だね」でした。

子供だった私は、毎日練習をしても本番に失敗したら意味がない!と思っていました。しかし、大人になった今、その言葉の重みが身に染みています。本番はまたある。大事な事は、その本番に向かってまた努力できる力があるか・・と言う事なのですね。

音楽を通して大切な事を教わりました。

また、昨年、高齢者施設に鍵盤ハーモニカの演奏に行った時のことです。童謡や演歌を演奏し、ふと前列を見るとポロポロと涙を流されている方がいました。帰り際に施設の方から、「驚きました!今まで、あの方の笑うところ、泣くところ、話すところなどはみたことがありません。表現はできない方と思っていました。曲を聴いて、何か思い出したのかも知れないですね」と言われました。鍵盤ハーモニカの音色が心に染みたのか、昔好きだった曲なのか(5番街のマリーを演奏しました)はわかりませんが、音楽が心をほぐし、感情を現すことが出来たのようです。

その他にもたくさんのエピソードがあります。音楽は、人生に彩りを与えてくれたり、豊かな充実した時間を過ごさせてくれたり、前向きな明るい気持ちになれたり、また、新しい出会いや学びも運んでくれます。

楽器を演奏することで、音楽と言う素敵なものを、たくさんの方と共有して行くことが、これからの私の幸せだと感じています。

鍵盤ハーモニカにハマった理由

鍵盤ハーモニカは、息(呼吸を使い)を入れ、指で鍵盤を押すことで音が鳴ります。つまり、管楽器と鍵盤楽器の両方を兼ね備えた楽器です。一見難しそうな楽器に思えますが、教育楽器としても使われる、誰でも気軽に楽しめる楽器なのです。

息を入れて吹く楽器としては、フルートやサックスがあります。鍵盤楽器は、王道のピアノがあります。

鍵盤ハーモニカは、フルートほど上品な感じはなく、サックスのようにかっこいいインパクトもありません。またピアノのような華やかさや繊細さも少なく思います。でも、とても惹かれる魅力があるのです!

どこか懐かしい音、心にすーっと入ってくる音。温かく心地よい音色です。その素朴な音は、演奏者の気持ちに寄り添ってくれる・・そんな風に感じられるのです。

この身近に感じられる鍵盤ハーモニカは、なんと言っても楽しいのです!誰でも簡単に演奏できるのに、息の入れ方で奥の深い、魅力的な演奏になる。軽くどこにでも持って行くことができる。楽器の王様と言われるピアノにはない、むしろ、ピアノより魅力を感じました。この楽器の楽しさ、魅力をたくさんの方にぜひ、経験して頂きたいと思います。

健康経営・健康投資にもなる、身体によい楽器

鍵盤ハーモニカは、腹式呼吸を使います。また、口周りの筋肉や頬の筋肉、喉を使うことで誤嚥予防になると言われています。鍵盤を目で見て、耳で音をとらえ、指を動かします。それらの動作を同時に行うことで、脳が活性化し、健康増進が期待できます。音楽を楽しみながら、身体にも良い、とても素晴らしい楽器なのです。何歳からでも始められる鍵盤ハーモニカは、人生100年時代をより豊かなものにできます。

私自身の生涯の楽しみとして、この楽器を始めましたが、鍵盤ハーモニカは、一人でも、また仲間とのアンサンブルも楽しめます。皆さんにとっても、いつもの日常がより充実した時間となるよう、一緒に音楽を楽しめることを願っています。

川崎市多摩区の鍵盤ハーモニカ教室/AYAケンハモスクール
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